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老人保健施設で働こう!

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求められる能力

求められる能力看護師、介護士、そしてケアマネージャーから理学療法士まで幅広い専門スタッフが連携を取りながら働く老人保健施設で、必ず必要となるスキルはコミュニケーション能力です。専門職同士のやり取りは一方がわかっていることでも相手はわからないということばかりです。そこで老人保健施設で働くのに必要となる能力について知りましょう。

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コミュニケーション能力

専門職同士のやり取りが多い老人保健施設で働くのに必要となる能力は第一にコミュニケーション能力です。これはすべての人たちに共通して必要となる能力です。
一概にコミュニケーションを図るといっても様々な場面で様々なやり取りがなされます。仕事内容のやり取りや仕事以外のやり取りもすべてコミュニケーションです。仕事がスムーズにいくように仕事に関するコミュニケーションを取ることももちろん必要です。しかし仕事以外でも上手にコミュニケーションを取ることによって、専門職同士が集まっている職場ならではの仕事の境界線に関する問題や相手の言いたいことを理解する力が高まります。
以上から老人保健施設という専門職が多く集まる職場という特徴からコミュニケーション能力はある程度の水準は必要となり、また高ければ高いほど働きやすいと言えます。

利用者のモチベーション管理

老人保健施設の目的はあくまで家庭復帰です。自宅で過ごせるように施設でトレーニングをして自宅で過ごすことが出来るようにすることが目的なので、全てをやり過ぎてしまうのはよくありません。
看護師、介護士としては全てのお世話をして感謝されるというのが仕事柄ではありますが、老人保険施設で勤めることを考えた場合その考え方は向いているとは言えません。全ての仕事はリハビリを前提に行われることが多いので、利用者が自ら出来るように方向を示してあげることが大切です。よって利用者がリハビリによって自宅へ戻れるよう、少し辛いですが利用者自身が自らやらなければならないことはあくまでサポートという形で見守るという本来の目的を常に意識して働きましょう。そこで利用者のモチベーションを常に維持させてあげるという能力が大切です。

能力を高めるには

コミュニケーション能力・利用者のモチベーションを維持する能力をそれぞれどう高めたら良いのか?という点について説明します。
コミュニケーション能力に関しては実際に人と接すること、また接しながら相手のことを考えることで自然と高まるスキルです。コミュニケーション能力が低いと考える人の特徴としては自分を責め過ぎているという部分があるので「自分はダメだ」などといった考え方に気づき、これを変えていくことでも高まります。
同様にモチベーション維持に関しても相手をよく知ることはとても大切なことです。相手がどう言ってもらえると喜ぶのか?何がしたくて現在の状態にあるのか?ということを考えると利用者の欲しい言葉が見つかります。常にこのような意識を持ちながら働いて経験を積んでいくと自然と高まっていく能力ですので、まずは相手を考えるということが無意識で出来るようになると良いでしょう。