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健康管理をする看護師

健康管理をする看護師老人保健施設で働く看護師の仕事は一般の病院とは少し異なります。仕事内容や仕事で重要な点、そして働くメリット・デメリットをご説明しますのでご参考ください。

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老人保健施設で働く看護師の仕事

基本的な仕事内容は働く施設によって違いがありますが、健康チェックが主な仕事となります。毎日の体のチェック、服薬の管理と介護施設全般で行われる看護師の仕事は老人保健施設でも行われます。
違いとしては老人保健施設の目的である「家庭復帰」に重きを置くので、リハビリの手伝いが最も重要な仕事と言えます。食事や入浴などを手伝うだけではなく、それらを自分で出来るように支援することが重要です。家庭では看護師の支援がありませんので、自分ですべて出来るまでの過程をしっかりとサポートすることが仕事と言えます。
これらの仕事をするにはコミュニケーションスキルがとても大切となります。入居者の健康チェックをするには、医師や介護士、理学療法士や作業療法士といったスタッフと協力して入居者のリハビリを支援することが大切です。スタッフとのコミュニケーションを上手に取ることに加えて、入居者とコミュニケーションを取ることも大事です。リハビリが上手くいかないなどといったストレスを抱えている入居者の方と向き合い、しっかりとメンタルケアを行うことが必要となるためです。

老人保健施設の看護師のメリット

まず、やりがいに関してですが入居者の家庭復帰を見送ることが出来ます。これは老人保健施設ならではのやりがいです。家庭復帰を目的とする施設であるため、自分の力で様々なことが出来るようになっていく、回復していく過程を見ることが出来ます。そして看護師としての自分のスキルで入居者が自立していくという姿はやりがいとしてとても強いです。
収入に関してですが、一概に看護師といっても働く病院で給与が変わります。老人保健施設で働く看護師の平均年収を収入の参考にしましょう。施設によっても違いはありますが、平均給与はおおよそ月で310,000円です。ボーナスは4ヶ月分として、平均年収はざっくりですが500万円となります。介護関係の年収としては平均より高い位置にありますので、収入の面でも働くメリットとなるでしょう。

老人保健施設の看護師のデメリット

デメリットとして声が多いのは仕事の境界線がわかりづらいという点です。介護士と一緒に働くという環境ですのでどこまでが介護士の仕事で、どこからが看護師の仕事なのかという点が難しくなりがちです。これによって仕事量の関係から介護士のスタッフとの人間関係がもつれたりなどしてしまうこともあるようです。